1842.連絡(予定)帳に連絡事項をどうして書いて来ないの?   連絡(予定)帳を書く気になれない子がいるのです。

2024.02.10 19:00|家庭学習
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 連絡(予定)帳を書く気になれない子がいるのです。

 低学年の子とか,中学年の子,高学年の子,どの学年にも連絡(予定)帳を書いて来ない子がいるものです。

どのような子が,連絡(予定)帳を書いて来ないのでしょうか?


 色々な子がいるのです。これから紹介する子の中には,
「本当にそんなこと,考えているの?」
という子や
「なるほどね。ぼくでも,そうするわ。」
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と同調できる子もいます。
 これらの子を見て行く中で,我が子がそうならないように意識していきましょう。


【どんな子が,連絡(予定)帳を書いて来ないの?】
タイプ(1) ゆっくり屋で,間に合わない。
 特に1年生に多いのですが,幼稚園や保育園では,そうした急いで一人でやらなければいけないようなことがなかった子が,ひとり立ちしなければならなくなったという状況で友達についていけないのです。
 幼いから,家でも園でも面倒をよく見られていた子は,動作が遅いのです。慣れていないからです。
 低学年の内は,こう言う子にも配慮して,まずはプリントを配り,2学期や3学期くらいから字がしっかりと書けるようになるので,取り組ませるところが多いのです。
 そこで,マスターしないと,ずっと遅いのです。
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タイプ(2) 視覚で見て書くことに苦手意識をもっている。
 障害があったりなかったりしても,目で追って理解して書くということを得意としていない子がいます。
 こんな子がいる学級では,私は予定を言葉で読んで耳で聞かせて書かせるといったこともしました。これも意識してなれないと,いつまでも時間内に書けないのです。
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タイプ(3) 書くとまずいと思っている。
 これは,細かく書くことで,親に厳しくチェックされる家庭では,いろいろと取り組まされるので,それが嫌なのです。
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 だから,どうしてもいるようなもの持ち物だけを書き,宿題などは書かないと言う子もいます。


タイプ(4) つまらないことで,いろいろ言われたくない。
 タイプ(3)の子に似ているのですが,いろいろと細かく書くことで,家での取り組みが付加されてきます。だから,書いて来なければ,親がわからないので,
「宿題意外に,これもやりなさいよ。」
等と言われないように,とぼけているという子なのです。
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 これは,教育ママの家庭の子に多いのです。子どもの意識を大切にするというよりも親の思いを大切にする家庭の子に多いのです。


タイプ(5) その時は「わかっている」と思う。
 記憶力が良い子や記憶力が良いと思い違いをしている子に多いのです。
「ああ,分かった。だいじょうぶ。」
などと暗記をして,覚えて行くのです。
 でも,シッカリと覚えて行く集団と,
(あれ? 何だったけえ?)
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と忘れてしまい,困ってしまう集団とがあるのです。
 忘れるのは,いつもいつもではないのですが,多く記憶しなければいけない時も自分はできると信じ切っているので,メモをしなくて失敗するのです。


タイプ(6) 面倒くさい。
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 これは,言葉の通り,書くことにいや気をさしている子なのです。必ずしも怠け者ではないのですが,面倒くさがり屋なのです。


タイプ(7) 別に忘れたりして,できなくても苦にならない。
 この子は,とても面倒な子です。なぜなら,
「今日は,分度器と三角定規がないと書けないけれど,困ったなあ。」
という状況でも,困らないのです。何とかなるだろうと他人ごとのように振る舞うのです。後日みんなが,取り組んでいたことを見ていたので,やらせてみるとできないのです。
 また,給食当番のエプロンを忘れて,クラスの子に迷惑をかけても,申しわけないとは,思わないのです。
「私,忘れてしまったから仕方がないじゃないか。」
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と言ったりするのです。


では,どうしたら,連絡帳に連絡事項を書くことができるようになるのでしょうか?


【連絡帳に連絡事項を書くことができる子にするには?】
取組(1) 担任の協力を仰ぐ。
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 担任は,最初の取組をシッカリと教えますが,本来ならば我が子の自己責任です。一人一人を確認することは時間が要ります。
 そんな時に,
「グループで,メンバーの人がちゃんと書けているか確認して!」
などという働きかけで,多くの子は,仲間意識からできるようになるものです。担任の学級経営にも助けられます。


取組(2) 我が子に優しく働きかける。 
「どうして,こんな予定帳も書けないの?」
 このように,攻撃的な親の姿勢だとすると,子どもは凝りてしまうのです。誰だって初めは,できないものです。だからこそ,できたことを褒めて行くことなのです
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 大人になって,自分の身の周りも片づけられない。洗濯もまともにしない。こんな主婦もあるのです。その主婦の成育歴を聞くと,親に優しく教えられていないとか,馬鹿にされ続けて,やる気を失った結果できないままという人がいました。
 そんなふうに,させてはいけないのです


取組(3) 取組チェックカードを作成して,それに取り組むことで習慣化させる。
 予定帳を書いてきたら,カレンダーやカードにチェックを入れる。細かく書いてあったら,更にグレードの高いシールを貼る。こうしたことをしながら,褒める材料にするのです。
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「今日もしっかりとできたね。これで明日も安心だね。」
 このように,目立つところに掲示することで,「できる自分」を家族で意識させるのです


取組(4) 最初の頃の取組と今の取組とを比べ,伸びを意識させる。
 毎日取り組んでいると,気が付かないけれど,形に残すと成長が目に見えるものです。だから,スマホの写真などに足跡を記録しておくのです。比べれば一目瞭然です。
「進歩しているねえ。」
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 この親の言葉は,嬉しいものです。


取組(5) 担任と連携して,親の喜びを意図的に伝えてもらう。
 担任にこう述べてもらうのです。
「琢磨(仮名)君,お母さんとこの間,放課後に会った時に,
『先生,うちの琢磨ですが,予定帳を書けるようになってきて,忘れ物も少なくなりました。本当に嬉しいです。琢磨は,やはりできる子だったんですね。』
 こんな風に嬉しそうだったよ。」

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 こう伝えてもらえば,後戻りをすることは決してありません。途中の経過でもよいのです。このトライアングル方式による褒めは,実に効果的なのです


 連絡帳に連絡事項を書いて来ない子には,書く気になれない子,書けない子がいたのです。

 我が子の実態を理解して,スモールステップでもよいので伸ばして行きましょう! いつかは必ず追いつきます。
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プロフィール


名前 : えいちゃん(柘植 英次)
趣味 : 読書・魚釣り
教育関係履歴:岐阜県の教員
教頭・可児市主任指導主事・校長を経験

40年以上教育に携わった元校長先生が、子育て支援アドバイザーとして、家庭や学校で実践できる方法をお伝えします!

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