1257.おおらかな性格は,子どもにどう身につけさせたらよいの?!

 一体どうしたら、そんな“おおらかな子”になれるのでしょうか?
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 おおらかな子に,我が子をしていくためには,次のことを意識して努力させてみることなのです。

【おおらかな子にするための取組】
 親として,我が子を“おおらかな人”にしたいと考えられるのならば,

●細かいことをいちいち気にしたり
●自分や子どものことで,感情的に子どもに対応したり
●一つのことで,いつまでもくよくよ引きずってしまったりする


といったことを改めなければいけないのです。

 その上で,少しでも“おおらかな考え方ができる子”に近づけるために,我が子に,次の4つの取組を通じて,ものの考え方や態度を身につけさせていただきたいのです。

取組(1) 近視眼的に見させないで,将来を見るようにさせる。
 子どもの生活において,トラブルはつきものです。それぞれの個性の持ち主が,それぞれの考えで行動するのですから,当然起こって来るものなのです。」
 つまり,トラブルは子どもにとって,とても意味のある出来事なのです。トラブルになると,お互いが嫌な気持ちになります。
(くそ―,ムカつくやつだ。)
(もう私は,無理かもしれない。)

などと憤ったり,がっかりしたりします。
 でも,それは,子どもの成長過程においての過渡的な出来事なのです。子どもは,こうしたとき,
(これが,ずっと続いていったら,どうしよう。)
などと思えるのですが,そうではありません。そのトラブルは,我が子の人生から見れば,1瞬間ともいえる短い貴重な体験なのです。だから,

「ねえ,今の友達との喧嘩なんて,あなたの人生の中のちょっとした時間でしかないのよ、そんなことにいつまでもくよくよしてはいけないわよ。ちゃんとうまくなるようになるものよ。大丈夫。」
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 このように,大きく見て行くように常日頃,事件や事故・問題が生じたときに教えて行くのです。


取組(2) 執着を手放させる
 今の時点のことにこだわるということだけがよくないだけでなく,細かいことを気にし過ぎてしまうこともよくないのです。執着してしまってはいけないのです。

 その執着してしまうものとは,

●① 自分の理想・願い
●② 自分の価値観
●③ 自分のこだわりです。


(ぼくは,こうすべきだ。こうしてはいけない。)
(私は,こういう状況をつくってはいけない。)

などと,執着しこだわっていると,今の状態がその通りになっていないと,つい感情的になってしまうのです。この執着があれば,おおらかにはなれないのです。

 どうしたらよいのでしょうか?
(私は,こうしたい。)
と強く思うことは大切ですが,
(いろいろと起こって来ることは,必ずしも私の思い通りにはならないこともある。でも,あきらめずに頑張ろう。)
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と思って,「ねばならぬ」の考え方をしないことなのです。これを我が子に,常に教えて行くことが必要なのです。


取組(3) 私がの「我(が)」を優先するのではなく,「友達」を基準に考える。
「あの子は何で,あんなことをするんだ。腹が立つなあ。」
と思ったりする場合は,自分を中心に考えている場合です。つまり,
「ぼくは,〇〇をしたかったんだ。」
「私は,祐樹(仮名)さんに〇〇をしてほしかっただけなんだ。」

などと,考えているのです。

 私たちは,自分に何かをしてもらうと嬉しいものですが,自分が人に何かをしてあげるともっと喜びを感じるものです。


 つまり,相手のことを考えて,
「祐樹さんは,あの時,〇〇をしたかったのじゃないかなあ?」
「沙里奈(仮名)さんが,ああしたのは,理由があったんじゃないのかなあ?」

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などと考えてみることが必要なのです。
 このように,相手の立場を優先して考えて行くようにすると,その相手もいつの間にか同じように,自分のことを考えていてくれるのです。
 友達の行いについて,自分の立場で見て批判していることのつまらなさを我が子に教えてくのです。そうすれば,おおらかな態度へと変わっていくのです。


取組(4) 友達のためになることをいっぱい行わせる。
 初めは,意識して,
(これをすると,友達は喜んでくれるかなあ?)
といった意識で取り組むかもしれませんが,そのうちに
(これも,やってあげておこう。琢磨(仮名)さんも,喜んでくれるだろう。)
などと,損得を考えずにやってあげることができるようになるものです。そして,
(これをしよう。)
などと自然に体が動くようになってくるのですつまり,何も考えていなくても体が動いているのです。これが,おおらかな子が,やっている行動なのです。

「初めはねえ,
(友達のために何かやってあげよう。)
と無理してでもやっているとね,そのうちに友達のためとか考えなくてもやれるようになっている自分に気づくの! そこまで行くと,もうすでにおおらかな翔琉(仮名)さんになっていることになるのよ。そうなるように頑張って!」

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 このように働きかけてみることです。

 以上の4つの取組を通じて,我が子が努力すれば,おおらかな子のものの考え方や態度である次の5つの事柄を身につけていることになるのです。

おおらかな子(1) いろいろな不都合なことが起こっても,怒らない,争わない。
おおらかな子(2) 普通だと許せないとか憎しみをもつような事柄であっても,寛大な心で接する。
おおらかな子(3) 何事にも,いつも前向きに臨み,ニコニコと笑顔でいる。
おおらかな子(4) 「ストレスを感じないの?」と思うくらい,穏やかな態度である。
おおらかな子(5) そばにいると,もっと一緒にいたいといった感じをもつことができ,周りのだれもが好意をもっている。


 どうでしたでしょうか? おおらかな子は,とても素敵な存在なのです。このような子にするために,我が子の本来もっている姿を引き出していきましょう!
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名前 : 英ちゃん(柘植 英次)
趣味 : 読書・魚釣り
教育関係履歴:岐阜県の教員
教頭・可児市主任指導主事・校長を経験

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