482. 発表,算数が好きになるための算数学習法!(2)

2020.05.19 19:00|家庭教育の考え方
 算数を我が子の生活に結びつける努力をしてみては,どうでしょうか?
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 長さ,重さ,広さ,量,時計,金銭,小数,分数,比,温度等々,これらを子どもの日常と結びつけて指導することが重要なのです。学校では,部分的にしかできないことですが,家庭ではそれが充分にできるのです。これを生かさない手はありません。

子どもの算数の教科書が学期はじめに渡されたときに,お母さんは一通り目を通されますか? 

「そんのなことはしない。」
「そうすると良いと思うんだけれど,忘れてしまう。」
「そんなこと学校に任せておけば,よいじゃないの。めんどくさいわ。」
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 そうした実態では,ありませんか? それなのに,我が子には,
「勉強をしたの?」
などと言うことは,どうなのでしょうか?

「勉強をしたの?」
という言葉は,実はお母さん自身に向かって叫ばなければならない言葉なのです。

 我が子に「勉強をしたの?」と言う前に,お母さん自身が先ず,子どもの教科書に目を通しておいて,毎日の生活に教材が生きるように,お母さんのお手伝いをさせるのです

(お手伝いが難しいものは,話題にするだけでもしてほしいのです。)このことがとても重要なのです。
「算数の日常化」が,算数きにするかしないかを大きく左右するのです。

「今,何時かしら?」
 「今,何時何分かしら?」
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 必死で読んで応えようとするところに,積極性とできた後の充実感を味わうのです。何時,何分,何秒など細かく理解できるようになるのです。

「小麦粉200g,計ってくれる。」
 こうして計って,誰でもできるレシピがあり,計ることの大切さを知るのです。

「この荷造りひも,何センチメートルあるかしらね。」
「カーペットを新しく買いたいのだけれど,縦と横の長さを測ってくれる。
 実際に計り,実際に計ったことが生きて役立つことを知るのです。

「ここに,1000円あるわ。そこのお菓子を2つ買うと,おつりはいくらになるの?」
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 任せられた喜びと緊張感が金銭に対する厳しい姿勢を育てるのです。

「そこの商品棚に,「キャベツ1/2」って書いてあるけれど,どういうこと?」
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 大きさを分数で表わすことを身近に感じるのです。

「野球で,三割打者が,すごいと言っているけれど,どういうこと? お母さん分らないので教えて。」
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 小数点の付け方,小数第1など理解しないと答えられません。「何厘」といったことも関わって理解することとなってきます。野球をしている子は理解が早いのです。

「このお酢の薄める割合は3:1と書いてあるけれど,どういうこと?」
 実際に計って,比の意味を理解できるのです。

「今日はちょっと,涼しいわね。何度かした?」
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「体温測ってよ。どれだけあるの?」
 温度計や体温計を通して測り方や読み方に慣れていくのです。

 このように,我が子なりに学習に生かすことができるお手伝いはいくらでもあるのです。
もし,お手伝いをする仕事がないということでしたら,お母さんが教科書を見ていないためです。


 時々我が子が,
「お母さん,何か手伝おうか?」
などと言うと,
「これは,お母さんがするからだいじょうぶ。あなたは自分の勉強をすればよいのよ。お母さんが,あなたの勉強をしたって,あなたのためには何にもならないから。」
などと,我が子の思いを冷たく拒むことは,とんでもない間違いなのです。

 家庭における本当の勉強は,机に座って行う勉強だけではありません。家事の手伝いの中に生きた学習があるのです。
 毎日朝,
「早く起きなさい。」
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と催促されて起きたり,
「宿題をする時間でしょ。」
などと言われている子には,時計を読む必要はないのです。時刻や時間の概念ができあがるはずはありません。

買い物によく行ってくれる子や,家業の店をよく手伝う子などは,計算も速くなり正確にできるのです。

わかりにくい分数も,家族5人で均等にケーキ切るといったことをさせることで,理解しやすくなるのです。
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 このように,算数を我が子の生活に結びつける努力をしてみることで,算数は分りやすく,無理なく理解ができていくのです。お母さんの
「事前教科書内容把握学習】次第なのです。


 我が子の算数能力をどんどん引き出すためには,お母さんが教科書を一通り目を通すことから始まります。お母さんの意図的な質問で我が子が考え,身につけていくその姿を見るのはとても楽しいことですね。
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名前 : 英ちゃん(柘植 英次)
趣味 : 読書・魚釣り
教育関係履歴:岐阜県の教員
教頭・可児市主任指導主事・校長を経験

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