297. 共通語でなくってよいの?!

2019.11.16 20:00|学校教育との連携
我が子は,共通語で話していますか,それとも方言ですか?!


 喫茶店で知人とコーヒーを飲んでいると,隣の席からこんな会話が聞こえてきました。
「うちの子,ここに引っ越しして来てから方言ばっかりで,何言っているのかわからなかったけど,いつの間にか私も使っているの!」
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『お母さん,今日,とてもえらかった( 疲れた)。』
『車からゴミほかっている(捨てる)人がいたよ。』
などと言われて,(何言っているの?)と思ったけれど,私もいつの間にか,

『ちゃんと鍵かった(鍵をかける)?』
なんて普通に使っているわ。考えられないよね。でも,方言ばっかり学校で使わせてよいのかしら。ダメよね。・・・・」

 他の地域から引っ越して来られた方にとっては,方言はなかなかわかりづらいものです。学校でも方言を使う先生がいますが,これは控えたいものです。よく親さんの中に

「先生が方言で普通に学校で話していてもよいのですか?」
と校長であった私に聞かれる方がありました。そんなときに私は,
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「学校では,授業など共通語で話すことが大切だと思っています。学校ですから。でも,子ども達の休み時間などは,その地域に住んでいるので,それはそれで仕方がないことでもあり,逆に親しみやすいかもしれません。授業は正しい日本語を教えることが大切です。」

 こんな風なことを伝えていました。だから,私が担任をしているときも子ども達は授業中は正しい共通語で話していました。これをしないと,将来,他地域に行ったときに困るのはこの子ども達だからです。


 共通語とは,方言の違いを超えて誰でも共通に理解しあえる言語づかいのことをいいます。明治時代に制定された標準語を基にして第2次世界大戦後に整備されました。
 この共通語で話せば,日本のどこに住んでいても互いの意思疎通を容易にすることができるのです。共通語の基盤は東京語に置いています。また,共通語は国語教育やNHKなどで規範とされています。



 この共通語を正しく家庭でも教えていく必要があります。一番悲しいことは,方言ばかりの生活をしていて,関東の大学などに行ったとき自分の思いがありながらうまく話せないという状況が生まれることです。
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 我が子には,十分わかって使い分けができる能力があります。でも,そうした生活をさせなければ,できないのです。だからこそ,家庭でもしっかり教えていくことで,「わかっていて切り替えができる」ようにすることが重要なのですね。 
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名前 : 英ちゃん(柘植 英次)
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教育関係履歴:岐阜県の教員
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