274. 心に良い種まきを!(2)

2019.10.24 20:00|具体的な家庭教育例
我が子の心にいろいろな良い種を蒔きましょう!
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 良い種とは,どんな種なのでしょうか?
 それは,(1)明るい心の種,(2)優しい心の種,(3)思いやりのある心の種,(4)たくましい心の種,(5)寛大の心の種,(6)調和の心の種,(7)自主性のある種などです。

 それぞれの種について,どう蒔いていくのかを考えてみましょう。
(1)明るい心の種蒔き
 明るい心の種とは,物事を明るく見ていく種です。
 我が子が,お茶碗を割ったとします。
「どうして,茶碗を割ったしまったの。それ高いのよ。気をつけなさいよ。」
ではなく,どうして茶碗を持ったのかなどの原因を考えて,明るい見方を示すのです。

「お母さんのお手伝いをしようとしてくれたの。ありがとう。お茶碗を運ぶときは,こう持つと良いのよ。これからもお手伝い頼むね。」
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「妹の沙羅ちゃんがお茶碗を落としそうになってかばってあげたら落っこちちゃったの。ありがとうね。気にしなくて良いよ。」


(2)優しい心の種蒔き
 優しい心とは,目に見える形として相手に働きかける心です。これは相手が望んでいるかはどうかは関係がなく,あくまでも自分の一方的な思いによるものです。だから,相手が望んでいるとは限りません。でも,この「優しい心の種」を我が子に蒔かせたいのです。
 
「そう,重たい荷物を持っているおばあさんがいたので持ってあげたの。良いことをしたわね。」

「母の日のプレゼントとして,肩たたき券をくれたの! ありがとう。お母さん嬉しいわ。」


(3)思いやりのある心の種蒔き
 思いやりのある心とは,相手の心の面を思い,見返りを求めない純粋な気遣いです。この相手の心を思う「思いやりのある心の種」が人として一番重要なのです。
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 サッカーの試合に負けてきた弟に何も聞かず,そっと自分のお菓子をあげている姉の姿を見て,
「お姉ちゃんは,有紀の気持ちがよくわかるね。お姉ちゃんがバスケで負けたときも沈んでいたもんね。有紀は嬉しかったと思うよ。」

 叱られている姉をみて,余計なことを言わないようにそっと自分の部屋に行く弟を見て,
「そういうときって,知らんふりしていてほしいもんね。あなたは優しい子だね。」
 こんな言葉で,「思いやりのある心の種」をどんどん蒔いてほしいのです。


(4)たくましい心の種蒔き
 たくましい心とは,内面(精神)の力強さや丈夫さのことです。
「よく頑張った。野球の試合で,(もうダメだ。)と思えるときにも自分を信じてバットを振れたね。」

「成績が下がってどうなるかと思ったけれど,毎日よくあれだけコツコツと努力できたね。見直したわ。」

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「あなたなら,必ずできる。やり遂げなさいよ。」
 このような言葉をかけ続けられたら,自分の力を信じて努力できる子になっていきます。 


(5)寛大の心の種蒔き
 寛大の心とは,いろいろな人の考えや価値観を理解し受け止める心です。
「良樹君のあのわがままをよく聞いてあげれたわね。良樹君の今の立場を考えてあげれたのね。お母さんが子どもの頃にはとてもできなかったわ。」

「あなたは意地悪されていたのに,よく許してあげたわね。心が広いね。」
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「あれほど大事にしていた物なのに,壊されて悔しかっただろうけど,『わざとじゃないから。』と言えたあなたには,お母さん,じんときちゃった。」
 こうした寛大の心が現れた場面できっちっと価値づけることが「寛大の心の種」を蒔き続けることなのです。


(6)調和の心の種蒔き
 調和の心とは,自分だけでなく周りのみんなが常に幸せに生きることを願う心です。
「先生が言われていたけれど,あなたはドッジボールに入れてもらえない子がいると必ず誘って入れてあげ,みんなで楽しく過ごせるようにもっていっているんだって。すごいね。」
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「クラスで喧嘩があると,あなたは,『喧嘩は止めて!』と言える!? 小さな声でよいから言ってみると,その場の雰囲気が変わるわよ。」
 目だったことでなくてもできることを教えることで,我が子に「調和の心の種」を蒔くことができます。


(7)自主性のある種蒔き
 自主性とは,取り組むことが決められていたりはっきりしていたりする場合に使われる言葉です。だから,自主性をもって行動するときは,自分がやるべきことは何かを考えることが重要になってきます。

「今日もお風呂のお掃除をちゃんとやってくれたわね。ありがとう。助かるわ。」
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「花壇の水やりやってくれたの。頼んでもいないのにありがとう。」
 このように自主性をもった行動を見逃さず,認めていくことが「自主性のある種」蒔きをすることなのです。


 我が子と話をするときには,我が子に関することは勿論ですが,他人のことについても,悪い話,暗い話,人の弱点の話などは子どもの前では避けるようにしたいのです。
 こどもの前では,よい話,明るい話,人の強みの話などを取り上げて,家族で話し合ったり褒めあったりすることが大切なのです。
 そして,我が子を信頼して将来の美しい開花を我が子とともに実現させる努力を毎日して行きたいのです。
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コメント

心の種まき

こんにちは。
子供の心の中に
色々な種まきをしたいですね。
将来その種が大きな花を咲かせて欲しいですね。

Re: 心の種まき

いつもありがとうございます。ある日、我が子が突然、変わってしまったように思ったり誰かのせいでこうなってしまったように思ったりすることが多いのですが。本当は親が種をしっかりと蒔いているんですね。そこを皆さんに意識していただきたかったのです。
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プロフィール


名前 : 英ちゃん(柘植 英次)
趣味 : 読書・魚釣り
教育関係履歴:岐阜県の教員
教頭・可児市主任指導主事・校長を経験

家庭教育法について情報発信中

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