290. 宿題は上手に利用して!

2019.11.09 20:00|学校教育との連携
我が子の宿題を上手に利用して学習をさせていますか?


 毎日,宿題をもらって帰って来ます。さっとやってしまう子もいれば,最低限のことだけ取り組む子もいます。いやいややる気のない子もいるものです。そんなときにこんな方法も効果的ですという方法を紹介します。

「今日の宿題は,何かな。」
 今日,家に来た私の孫は,1年生ということもあって,来週の予定のプリントを出しました。
school_jikanwari_junbi.png

「へえ,そうやって宿題を確かめるの? すごいね。」
「今日はお祖父ちゃんのところで勉強するので,家で出さないようにして持っているの。こうすると,何をするかわかるから。」
と言いながら,

「今日の宿題は,計算ドリル2ページと本読みだよ。」
と答えます。

「じゃあ,計算ドリル2ページをやろうか。お祖父ちゃん,時間を計ってやろうか。」
「時間を計るのは,嫌だ。」
と言いながらまんざらでもないようです。
study_wakaru_girl.png
「今は4時25分,よ~い,始め!」
それから,30分間真剣にひたすら取り組んでいました。終わったとき,
「30分かかってできたよ。すごいね。」
と言うと,嬉しそうでした。それから答え合わせをしました。1つミスをし,すぐ直しました。
 自主的に「足し算カード」を出して,
「時間を計って。」
と言って2回取組み,少し早くなっていることに満足気味でした。

 でも,今日,我が家に来たときの初めには,
「私,算数嫌い。」
と言っていたのです。

「嫌い嫌いと言っていると,本当にできなくなってしまうよ。できると思うとできるようになるんだ。」
という会話があって,気持ちを変えてチャレンジした結果です。いつもなら,おやつを食べてテレビを見たがるのですが,全く違った姿でした。


 今度は本読みです。音読カードに最後に保護者のサインがいります。お祖母ちゃんが,
「何回読むの?」
と聞くと,
「1回。」
と応えます。そこで,
「お祖母ちゃんは,○○ちゃんの本読みを3回は聞きたいんじゃないかなあ。でないと終わったときのサインができないと思っているよ。おじいちゃんは10回くらい読むと良いと思うな。」
schoo_ondoku.png
と2人で回数にこだわります。お祖母ちゃんが,
「○○ちゃん,どちらがいい。10回,それとも3回。」
そこで,3回することになりました。

 少し早かったりすると,
「あれ,よく聞こえなかった。」
と言って再度求めたりして,結局,6回ほど本読みを行いました。

「上手に読めたね。」
と2人で言うと,るんるんでした。でも,お祖母ちゃんの採点は,◎ばかりでなく,○もありました。
「もう少し,ゆっくり読むといいね。ゆっくり読めたら◎ね。」
などと言われて少し不服そうでしたが,楽しいひとときのようでした。

 今回はお祖父ちゃんとお祖母ちゃんとで,「勉強は,そういうものよ。」という自然の流れの雰囲気でもって行けました。お母さんだけでも,このやりとりはできると思います。

「本読みを3回しなさい。」
「さっさと,計算ドリルやりなさい。」
と言うことは簡単ですが,やらせることが難しいですね。

 だからこそ,学校で出た宿題を当然やるものだという雰囲気で,時間や回数やていねいさなどの条件を付加し,チャレンジ性をもたせると,いつもと違った反応をしてきます。この繰り返しで,本来の我が子の意欲が引き出されてくるのです。
プロフィール


名前 : 英ちゃん(柘植 英次)
趣味 : 読書・魚釣り
教育関係履歴:岐阜県の教員
教頭・可児市主任指導主事・校長を経験

家庭教育法について情報発信中

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