284. 弟(妹)を大事にする子に!

2019.11.03 20:00|具体的な家庭教育例
 我が子は,弟や妹を大事にしていますか?
brothers_chounan.png
 我の娘が,ニュージーランド人の夫とその子(孫)を連れて,ニュージーランドから結婚後,初めて帰国しました。そこで,お披露目の会を計画し実施しました。

 その時のことです。会席料理を用意したのですが,子どもの中でも小学校中学年以上の子は,食欲もあるので大人と同じにしました。
 長女の子どもは4年生と2年生と幼児です。つまり,4年生の兄は大人の会席料理,2年生の次男は子ども用の料理となりました。

 その食事中に思いもよらないことが起こったのです。兄の料理には最後にデザートで,アイスクリームと手作りのわらび餅が出ました。弟には付いていませんでした。そんなことは,当日初めて知りました。

 兄は,弟にデザートがないのに気づくと,
「アイスクリーム,半分食べる?」
hawaii_food_haupia.png
と自然に言うのです。子どもなので,好きな物は
(やりたくない。自分だけで食べたい。)
と思って当然なのに,一応聞いてみるといったことではなく,大人のように弟を気にかけているのです。
 次にわらび餅についても同じように聞いて,
「ほしい。」
と言えばあげようとしているのです。思わず,お祖父さんである私の物をあげたのですが,この姿には,見ていて涙が出てくるような感じを受けました。

 では,どうしてこの兄は,そのような優しい対応を自然にできたのでしょうか?
この家庭を今まで見てきて,私なりに考えて見ました。


【優しい弟思いの行動の要因】
(1)親自らが,子どもがほしいと言ったら自分の物を分け与えている。
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 子どもは,真似をして学びます。そうすることが素敵なことと学習してきたのです。

(2)自分がされて,嬉しかった経験がある。
「もっと食べたいなあ。」
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と思ったとき,
「あなたの分は,これでおしまい。お母さんだって食べたいの。」
と言って我慢させるのも教育です。これも素晴らしい教育です。
 でも,お母さんだって食べたいのに,それをぼくにくれたという経験から,与えられることの喜びを知っているのです。
 だから,自分の物をあげても,損ではなく与える喜びの良さを知っているのです。


(3)常日頃から我が子の素晴らしい行為を親が見逃さず,褒めたり感動したりしている。
 大好きな親から,価値付けをいつもされて
happy_schoolgirl.png
(自分は素晴らしい子なんだ。)
と思えているのです。

(4)習い性となる。
 繰り返して行っていることは習慣となり,ついにはその人の生まれつきの性質のようになるのです。
pose_kandou_woman.png
 だから,こうした行為を自然と行えるようになっているのです。


 改めて,今回,孫の姿を見ながら父母や嫁ぎ先の祖父母の家庭教育をまざまざと見ることができました。

 兄にとって,姉にとって弟や妹は,ライバルのように見えてもライバルではないのです。親や家族の見方,接し方で180度異なった姿にもなるのです。優しい思いやりのある姿を親自ら示していきましょう。
プロフィール


名前 : 英ちゃん(柘植 英次)
趣味 : 読書・魚釣り
教育関係履歴:岐阜県の教員
教頭・可児市主任指導主事・校長を経験

家庭教育法について情報発信中

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