282. 我が子は自分が主人公ですか?

2019.11.01 20:00|具体的な家庭教育例
我が子は,主人公になって自分で決めることが許されていますか?
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 担任の時によく子ども達に,次のような質問で調査をしました。

「お父さんやお母さんなどの家の人から,『勉強しなさい。』と言われたときに,どういう気持ちですか?」
そして,選択肢を5つ用意しました。
 (1)とてもやる気になった。
 (2)少しやる気になった。
 (3)あまりかわらない。
 (4)少しやる気がなくなった。
 (5)全くやる気がなくなった。
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 どの学級で実施しても,4年生以上はほとんど,「(5)全くやる気がなくなった。」に○をつけました。この結果はすごく重みをもっています。
 低学年のうちは,
(そんなものか。)
と思ったり,
(親の言うことは聞かなければいけない。)
と純粋に思っていたりするのでここまでは極端に出ませんが,4年生以上になると,もはや親のこの言葉は,効果がないのです。

 子ども達の心理学的発達からは,感情的独立期に入ります。つまり,実際は体も大人になりきれていないし,思慮分別も十分身についてはいないのですが,感情の上では,
「ぼくは,私は一人前よ。」
となってくるのです。その子に,

mother_angry.png
「○○をしなさい。」

「○○はやってはダメよ。」
などと,我が子を支配したり,コントロールしたりすれば,

「なんで,そんなこと言われなければならないんだ。」となります。それに加えて,反抗期にもなってきています。

family_hankouki_haha_musuko.png
 つまり,我が子が「自分で考え,判断し,自分で行いたい。」という気持ちが強い時期なのです。だから,我が子の気持ちを上手に尊重しながら自己有用感をもたせて自己決定を責任をもってさせていくべきなのです。

 そこで失敗をしても,アドバイスをしながら克服をさせていくのです。この独り立ちをさせないと,いつまでも指しだした手を嫌われながらもいつまでも出し続けることとなります。恐ろしいことです。
 家に引き込まれても困ります。外に出てむちゃくちゃなことをされても困ります。

 我が子にとって,「責任をもって自主的に自分のことを全て決める」という体制にもっていってやること,これは我が子にとって最高の喜びとなります。
プロフィール


名前 : 英ちゃん(柘植 英次)
趣味 : 読書・魚釣り
教育関係履歴:岐阜県の教員
教頭・可児市主任指導主事・校長を経験

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