278. 親の教育方針は同じで!(2)

2019.10.28 21:00|具体的な家庭教育例
 我が子に対する父母の対応は同じですか?(2)

 久々にお父さんが早く家に帰って来ました。お父さんは勉強をしている我が子に,
「久々だから,外でキャッチボール,やろうか!」
catchball_father.png
と言いました。それに対しお母さんが,

「あなた,やめて。今,明人(仮名)は勉強をしている最中ですよ。勉強をやってから遊んであげて!」
hysteric_okoru_woman.png
と二人のやる気満々な雰囲気の所に割り込んで来ました。そんな時,明人さんの心は,

(ぼく,どちらの言うことをきけばよいのだろう。)
shinpai_man.png
と戸惑います。

(お父さんとお母さんでは,どちらが強かったかなあ。)
とどちらの意見に着こうか必死で迷います。

 お父さんが黙ってしまうと,
(やっぱり,お母さんの方が強いんだ。だから,キャッチボールは止めよう。でも,お父さんとキャッチボール早くやりたいなあ。)
と渋々あきらめます。

 反対に,
「何言ってる。勉強なんかいつでもできるじゃないか。俺がこんなに早く帰れることなんてないんだぞ。わからんのか。」
hysteric_okoru_man.png
などと怒鳴ってキャッチボールを始めようとすると,
(家ではお父さんが,強いんだ。じゃあ,安心してやろう。)
ということになるのです。

 この例のようなことを家庭で繰り返していると,この家庭の子には,次のような姿が多く出てきます。

「こちらが良いよ。」「いや,こちらが良い。」とか,
「やりなさい。」「止めなさい。」というような肯定と否定がいつも心の中で同時に働くようになり,何が何だかわからなくなってイライラするようになるのです。常に落ち着かない不安定な精神状態になります。或いは,思わぬことをするようになるのです。そのことを自分では気づかないのです。

「思わぬことをする」とは,どういうことでしょうか?
 それが学校では,先生が見ているところでは勉強もしっかりし大人しくしていますが,
study_man_normal.png
 先生の見ていないところでは隣の友達にいたずらをするといった二面性のある(二重人格的な)子どもになりがちです。表面の心の現在意識では,そのようにしようとは思っていないのです。
itazura_book_rakugaki.png

 しかも,この深層の心理に不安定感がある限り,叱っても叩いても治らないのです。
 本来の我が子の良い姿に戻すには,両親が仲良くお互いの言い分を理解し合って調和し,我が子に対して意見を一致させて対応することしかないのです。
そうならないために,今から一層,夫婦仲良く同一の考え方を見い出していきましょう。
プロフィール


名前 : 英ちゃん(柘植 英次)
趣味 : 読書・魚釣り
教育関係履歴:岐阜県の教員
教頭・可児市主任指導主事・校長を経験

家庭教育法について情報発信中

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