259. ほめる教育ばかりでは!?

2019.10.09 20:00|具体的な家庭教育例
我が子を褒める,その褒め方は甘やかしではないですか?
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 「子どもの5つの願い」にも「褒められたい」ということがありました。褒めることはとてもよいことで,我が子を大いに成長させます。 でも,いつもいつも褒めてばかりではいけないときもあるのです。


【褒めてばかりでよい子】
 こういう子が多くいます。親の愛をもらいたい。親に認めてもらいたいという思いから,褒められるようなよいことは,どんどん積極的に行います。
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 悪いことは,理解しているし,良いことか悪いことかがわからないときは確認をするなどして,悪いことをしない子がいます。この子は,褒めてばかりいれば一層,伸びていきます。


【褒めてばかりではいけない子】
 つまり,よいことを多くするので,褒めます。
 でも,親がいないとき,親が気づきそうでないときなどに,「おやおや。」ということをする子がいます。
 例えば,幼い弟のお菓子をこっそりと少し盗ったりします。
 こんな時には,叱らなければいけないのです。
「あなたは,いつも頑張っているから,わかる子よね。これからは頑張ってね。」
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などと,甘い言葉をかけてはいけないのです。真剣な表情で,

「今何をしたの? お母さんちゃんと見ていたわよ。さと君のお菓子を小さいからわからないだろうと思って盗っていたでしょ。
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それは泥棒よ。絶対にやってはいけないこと! 
見ていて悲しくなったわ。あなたは,いつも弟を大切に世話してくれる優しい子よ。そんな優しい子がこんなひどいことをするなんて信じられない。あなたの優しさをちゃんといつも出しなさい。わかった。あなたは本当に優しい子なのよ。弟に謝りなさい。」


 このように,きちっとダメなことはダメと教え,その中に本来のお兄ちゃんの優しさがあるのだからそれに徹しなさいというお母さんの温かさがあるのです。
 こうした思わぬことを我が子も含めて,子どもはするものです。その時々の適切な指導をチャンス指導といいますが,それを行えばよいのです。 

【褒めてばかりでよい子】と書きましたが,中には本当に叱ることのない子がいます。でも,そうした子の中に,数年か1年に1度くらいは間違ったことをすることがあります。このときは決して見逃してはいけません。チャンス指導をきちっと行わなければなりません。

 よい子よい子と言われ続け,叱られたことがない人が会社等に入ったとき,失敗をし上司に叱られます。
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 その叱られたことがショックで出社できないという人があります。免疫が全くなく,全人格を否定されたと思ったのです。
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これは極端な例ですが小さなことでも見過ごさず,きちっと指導の積み重ねをして行きましょう。

 我が子は,いろいろなことに興味関心をもち,本能的に動くこともあります。それは成長の過程で仕方のないことです。だから,教えるべきところ,叱るべきところは叱ることを忘れず,よいところを常に見いだして褒めていきましょう。そのことで,さらに質の高い褒めをいろいろな方からもらうことになっていくのです。
プロフィール


名前 : 英ちゃん(柘植 英次)
趣味 : 読書・魚釣り
教育関係履歴:岐阜県の教員
教頭・可児市主任指導主事・校長を経験

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